山梨の税理士事務所と会計事務所は内容的には同じ
税理士事務所と会計事務所は似ている印象ですが、案外詳細は知らず具体的に説明できない人も珍しくないです。
結論からするとこれらはどちらも同じで、端的には税理士事務所が正式名称、会計事務所が俗称ということになります。
会計士事務所や税理士法人なども加えると更にややこしくなる印象ですが、税理士事務所と会計事務所に限れば実質は同じだといえます。
税理士事務所は法律で称することが定められている名称で、会計事務所はこの税理士事務所が使っていることが多い俗称です。
なぜ税理士事務所ではなく、わざわざ俗称を名乗るのかといえば、それは税に関する業務に特化するイメージを持たれないためです。
実際、会計事務所と名乗っているところは税務業務も扱っていますが、会計業務に力を入れている事務所が多いです。
注意が必要なのは会計士事務所で、こちらは税理士事務所とは異なります。
山梨にもこれらの名称の事務所は存在しますが、公認会計士でない税理士が会計士事務所を名乗ることはできないです。
山梨で税金の相談をするならいずれもおすすめ
山梨で税金の相談をしたい時は、税理士事務所も会計事務所も検討の候補に加えることをおすすめします。
実質的には同じなので違いを見出すのは難しいですが、基本的に税務業務に期待したいなら前者、会計業務に期待するなら後者となるでしょう。
とはいえ、両方扱っているところが殆どですし、得意分野や実績などは名称の違いよりも事務所の違いの方が大きく影響します。
つまり名前の違いをあれこれと考えるよりも、実際に相談をして実力や対応力などを評価するのが、正式に依頼する相談先選びのポイントとなります。
税理士事務所が名乗る俗称の会計事務所に似ている会計士事務所は、税理士事務所にはできない監査業務を可能としています。
監査業務の相談をしたい場合は会計士事務所、それ以外の税務業務や会計業務の相談が中心なら税理士事務所、もしくは会計事務所を選ぶのが正解です。
会計事務所と会計士事務所は1文字違いで混同しがちですが、これらの違いを理解すれば、山梨で最適な相談先を探すのも難しくなくなるでしょう。
まとめ
山梨も例外ではなく、税理士事務所と会計事務所は内容的に殆ど同じで、得意不得意は事務所ごとに決まると結論づけられます。
これも山梨を含みますが、会計事務所と会計士事務所は明らかにことなり、監査業務もできるのが後者となります。
税理士事務所と実質的に同じ会計事務所は、税務業務と会計業務が認められているので、それ以外の業務は提供できないわけです。
監査は会計士がいる会計士事務所に認められている業務ですから、税に特化する相談をしたい場合は、そこを間違えないことが大切です。
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